新潟住宅フリーペーパー「CRAS」と眠家で考える眠りの生活。

コラムvol.6では誌面で書ききれなかったお客様インタビューの第2弾をお届けします。
お答えいただいたのは「U字まくら」をお使いいただいている江口洋輔様(歯科医)。

誌面では、江口様の仕事柄からの睡眠の悩み、まくらを使ってみての感想がまとめられていますが、こちらのコラムでは、1年ほどお使いいただいての使用感やアフターケアについても伺っています。

 


村山 それでは、誌面に引き続いて、江口さんにお使いいただいているU字まくらについてうかがって行きたいと思います。中綿のウールの粒わたが特徴的ですが、夏場使ってみていかがでしたか?

 

江口さま(以下敬称略) まず暑いって感じたことはないですね。カバーをリネン素材で選んだので、蒸れずにサラッとしてとても快適でした。

 

村山 リネン素材は洗濯しても直ぐ乾くし、衛生面でも安心ですよね。冬場はいかがでした?

 

江口 冬は、枕のデザインがU字になっていることで、肩にフィットして、横から冷気が入らず寒くなかったです。

 

村山 そうですよね。この特徴的なデザインだからこその機能ですよね。ところで、使われてから一年以上経ちますが、このU字まくらの羊毛の中綿は馴染んで来ましたか?

 

江口 最初のころに比べると少し中綿が潰れてきて、ボリューム感が減ったのですが、頭の形に馴染んでフィット感が出ました。たまに干すとまたふっくらするし、ジップを開けて中身をほぐしたりして、そういう手入れはしてます。

 

村山 なるほど。結構な頻度でそういう手入れはしてらっしゃいますか?

 

江口 結構でもないですけど、一ヶ月に一回くらいじゃないですかね?あと、たまに交換用の付属の粒わたと入れ替えてみたりしてます。

 

村山 寝易さはどうです?今までお使いのまくらに比べていかがですか?

 

江口 確実に寝やすくなりました(笑)まくらが堅くて寝づらいとか以前に使っていたまくらはありましたが、それが無くなりましたね。今までは、さて寝ようってベッドに入ると、どうもまくらが合わないなぁという実感があって、まくらの向きを変えたり色々してましたが、このU字まくらはそのまま頭を沈めると眠りに入りやすいです。

 

 

 

村山 このU字まくらに出会う前はどんなの使ってらっしゃいました?

 

江口 割と機能素材のものを選んでいましたね。低反発だとか、ウレタンのとか。形はスタンダードな四角いものでしたが、最初から頭の形に作られているようなものでした。

 

村山 いろいろと使われている中で、あのU字まくらを選んだ決め手は何でしたか?

 

江口 今まで使っていたものは、どうも寝返りが打ちにくい印象だったんですよ。でも実際にこのU字のまくらはお店で試させてもらったら、寝返りが打ちやすい。どんな角度でも頭が包み込まれる感触が良いし、高さの調整をしていくと首の負担も少ないし。やっぱりお店で試してみて良かったからっていうのが一番決め手といえるかもしれませんね。

 

村山 靴を試着しないで購入するってリスキーじゃないですか。やっぱりこういう寝具も試してみて自分に合うものかを探す必要ってありますよね。そういう体験はうちも大事にしているところです。ちょっと話が脱線しますが、モノ選びに関して伺っても良いですか?江口さんのなかでモノを選ぶ基準みたいなのってお持ちですか?

 

江口 モノを選ぶ基準ですか?こだわりが詰まっているモノを選んでいますかね。あと、大量生産的で巷に溢れかえっているものよりも、高かろうが安かろうが、使っていて日常が豊かになるものだったり感性が良いものを選んでいると思います。

 

村山 高揚感があるものって感じですかね?

 

江口 そうですね。高揚感は大事だと思います。あとは、自分の身体に長時間触れるものには良いものを揃えたいという思いはあります。付き合いが長いものこそこだわりたいですね。