暖かい陽気が気持ちの良い4月を迎えます。
この心地よい春を楽しんだ後は、長い長い暑い夏が控えています。
そう、Tシャツの準備が必要だ。
ということで、ここ数年の夏の定番TシャツであるN.HOOLYWOODの16RCHと22RCHを徹底比較していきます。
ぜひ、Tシャツ選びの参考にご覧ください。
着丈をやや短めにし、身幅を広げたボックスのシルエットのポケットTシャツです。
極々シンプルなデザインですが、N.HOOLYWOODのシンボリックなデザインであるバックシームで、繰り返し洗濯をしても型くずれしにくく、丸胴に近いシームレスな着心地を再現しています。
ブランドネームタグの付き方もN.HOOLYWOODを象徴的に表していますよね。
細かいディティールもチェックしていきましょう。
首元のリブは、やや太めでしっかりとした作り。
洗濯を繰り返しても、あまり伸び感が出ません。
生地自体も、繊維の中で、最も細長いとされる『SUVIN GOLD(スピンゴールド)』を使用することで、肉厚で贅沢な膨らみのある美しいフォルムで仕上がっています。
スピンゴールドとは、インド南部の限られた農家で栽培されている綿花で、インドに自生する在来種であるスジャータ綿と、有名なシーアイランドコットンを掛け合わせて生まれた綿花です。
繊維が細長いうえに、強度も兼ね備えており、スピンゴールドを用いた製品はシルクのような光沢とカシミアのような肌触りが特徴です。
そのため、こちらのN.HOOLYWOODの16RCHも、シンプルなデザインながら高級感のある上品な雰囲気で、一枚でサラリと着て様になる、大人なTシャツとなっております。
サイズ感もチェックしてみましょう。
サイズ38がMサイズ、40がLサイズ、42がXLサイズという感じ。
見せたいシルエット感の気分によりますが、身長175cmだとサイズ40のLがちょいユルでいい感じ。
もう少しちょうどめに着たいな、という方はサイズ38という感じで選ばれるとよろしいかと。
がっしりめの体格の方は、着丈がショートめな作りなので身長170cm以上でしたら、サイズ42でもよろしいかと思います。
絶妙な五分袖丈とドロップショルダーになった、オーバーサイジングで上品な仕上りの、ビックシルエットTシャツです。
こちらも16RCH同様に、N.HOOLYWOODのシンボリックなデザインであるバックシームで、繰り返し洗濯をしても型くずれしにくく、丸胴に近いシームレスな着心地を再現しています。
着用した感じはこちら。
16RCHより肩がだいぶ落ちているように見えるのですが、その差は数cm。
袖丈が長い分、結構肩の落ち具合が強調されている感じですね。
細かなディテールも16RCHと異なるのでチェックしてみましょう。
袖先と裾が、両振り3本針の仕様になっているところが16RCHとの違い。
22RCHは、ポケットもない無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインなので、こういう細かな縫製の仕様で、Tシャツをデザインするところが、大人なTシャツという感じ。
普通と違うな、という雰囲気はパッと見ではわからない細かなディティールワークで表現されているんですね。
こちらの生地も、『SUVIN GOLD(スピンゴールド)』を使用することで、肉厚でしっかりとした生地感ですが、柔らかく滑らかな肌触りとなった、贅沢な仕上りです。
この艶感も、シンプルなTシャツのデザインの一つと言えるでしょう。
続いてサイジング。
16RCH同様にサイズ38がMサイズ、40がLサイズ。
身長175cmだとサイズ38で、十分ちょいユルなゆったり感。
サイズ40にすると、結構身幅がダボっとした感じになります。
痩せ気味の方なら、36サイズでもいいかもしれません。
もう少し商品自体を見比べてみましょう。
同サイズを並べてみました。
上が16RCHで、下が22RCH。
袖丈と着丈が大きく異なるのがわかります。
数値的には、
サイズ38のMサイズで比較してみますと、、、
16RCH/クルーネックTシャツ | 着丈 65.0cm | 袖丈 21.0cm | 肩幅 47.0cm | 身幅 53.0cm |
22RCH/クルーネックハーフスリーブ | 着丈 70.0cm | 袖丈 32.0cm | 肩幅 49.5cm | 身幅 53.0cm |
といった感じです。
身幅はほぼ同じですが、それ以外は、全体的に22RCHの方が大きい作りです。
着丈の5cm差はかなり見た目に影響がありますよね。
前述もしましたが、肩幅の差は2.5cm。
片方ずつにすると1.25cmなのでそれほど大きな差はなくても、袖丈が11cmも違うと随分とドロップショルダーが強調されます。
着用写真を並べて検証してみます。
どちらもサイズ38着用です。
左が16RCHのサイズ38、右が22RCHのサイズ38。
肩の落ち具合の差がそれほどないのに、袖の長さの違いでドロップショルダー感が強調されているのがよくわかります。
着丈の差も印象を大きく変えるので、今時っぽくちょっとオーバーサイズ気味で着用したい方は22RCHの方がいいでしょう。
もうちょっと16RCHに着丈が欲しいなという方もいらっしゃるかもしれませんので、着丈が短い16RCHをサイズ40にして、22RCHをサイズ38で比較してみましょう。
左が16RCHのサイズ40、右が22RCHのサイズ38。
数値的な違いはこんな感じ。
16RCH/クルーネックTシャツ サイズ40 | 着丈 68.0cm | 袖丈 22.0cm | 肩幅 49.0cm | 身幅 54.5cm |
22RCH/クルーネックハーフスリーブ サイズ38 | 着丈 70.0cm | 袖丈 32.0cm | 肩幅 49.5cm | 身幅 53.0cm |
写真だとわかりにくいのですが、数値的には身幅が1.5cm差になりました。
それでも袖丈が22RCHの方が長いので、見た目の印象は38サイズの22RCHの方がゆったりとした感じに受けますね。
16RCHはサイズを変更しても、それほどシルエットに大きな差が見られないので、着丈が短いのはちょっと苦手かも、、、という方は少し大きめなサイズでお選びされた方がいいでしょう。
ということで、16RCHと22RCHの違いをまとめると、、、
・小柄な方は16RCHの方がおすすめ
・小柄な方でがっしりめの体格の方なら、16RCHは一つ上のサイズで選んだ方がいい感じ
・身長があって、がっしりめの体格の方なら、22RCHの方がおすすめ
・ゆったりとした今時っぽさを求めている方は、22RCHがおすすめ
です。
どちらも、付属でN.HOOLYWOODロゴ入りバンカーズボックスが付いてきます。
散らかりがちな書類の保管にちょうどいいA4サイズです。
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いかがでしたでしょうか?
16RCHと22RCHに共通した『SUVIN GOLD(スピンゴールド)』という生地は、本当に着心地も良いですし、洗いを繰り返しても型崩れしにくく、長く愛用できます。
何より、生地感の表情が大人っぽい艶感があって、チープに見えず、これだけシンプルな作りなのにコーディネートの中心に使えます。
私も着用していると知人から「そのTシャツどこの?」「そのTシャツいいね!」といった感じで、よく言われます。(嬉)
正直なところ、比較してみましたがどちらにも良さがありますし、見え方が全く異なるデザインですから、迷われている方は欲張ってどちらもワードローブに加えて、着まわしてみてください。