あの”ふわふわ”、 ”モチモチ”とした肌触りが印象的なこの2つ。しかしそれだけではなく、肌掛けとして欲しかった機能性が揃った優秀なアイテムなのです。
どちらがいいか決めきれないという方に、それぞれのメリット・デメリットをまとめましたのでご覧ください。
両者の違いに触れる前に、この2つの共通点と言えば1年の中で使える時期が長い事です。真夏以外は1枚、あるいは冬なら毛布と重ねれば、意外と押入れで眠っている期間の方が短く感じます。
毛布と重ねて使うと起こりやすいのが寝具内の温度が高くなりすぎてしまうことです。まだ夜の冷え込みが厳しい2〜3月は、しっかりと防寒対策をして就寝をしていると思います。
しかし氷点下が続いた1月と比べると、朝の気温も少し高くなりムレを感じて目覚めてしまいます。
そんな時期は気温に合わせて体温調節をしてくれる万能肌掛けが助かります。
体温調節がしやすい肌掛けとは、
①軽量で圧迫感がない
②汗を吸ってくれる
③ムレにくい
の3拍子が揃っていることです。
テンセルケット、キャメルケットは特に③のムレにくいがこれからの時期はポイントになってきます。就寝中にかく汗を放湿して、ムレを感じにくくさせてくれることで明け方まで快適な睡眠が得られるようになります。
さてこの3点を網羅している、
テンセルケットとキャメルソフトフィットケット。
当店でも絶大な人気を誇るこの両者の違いについて触れていきましょう。
ユーカリやブナの繊維から成る再生繊維「テンセル」をワタとして詰めたテンセルケット。
シルクのようにしっとりとなめらかな肌ざわりは、一度手に取ると忘れられないという人も多いくらいです。
綿よりも吸水・速乾性に優れたテンセルは、汗かいてもサラサラとした寝心地が続きます。まだ寒さの残る2〜4月は内掛けとして、5月以降は1枚で使うとまさにちょうどいいです。
見た目以上に軽量なのですが薄すぎず、中わたを感じられる程度の適度な厚みが安心感を与えてくれます。
ただしテンセルは植物性の繊維のため保温性には長けていません。
寒がりな方はキャメルソフトフィットケットの方が活躍する期間が長いと思います。
テンセルの原料であるユーカリやブナは、毛羽立ちが極めて少ない繊維のためホコリが出にくく、お子さまがいる家庭やアレルギー体質の方にも気兼ねなく使っていただけます。
サイズの小さいベビーテンセルケットも同様、お子さまの寝具として気兼ねなく使っていただけます。
クリーニングに出さずともご家庭で簡単にお洗濯ができます。これは肌掛けを買うにあたって有利な点ですよね。
掛けカバー無しで直接肌に掛けられるということは、あのシルクのような気持ち良さを思う存分堪能できるということです。
洗う際は洗濯ネットに入れて、中性洗剤でドライコースや毛布のコースなど弱めの設定にしてください。
生地が傷む原因になりますので乾燥機にはかけないください。
オンラインでもご注文を承っております↓
素材 中わた_テンセル100%/表生地_レーヨン80%、ポリエステル15%、コットン5%
生産国 日本
*セミダブル、ダブルサイズは受注生産のため、ご注文から2〜3週間での発送となります。
シングルサイズも欠品となりますと3〜4週間お時間を頂戴することがございますので、早めのご注文をおすすめ致します。
ラクダの繊維を中わたに使用したキャメルソフトフィットケット。
弾力がありモチモチとした感触はまさに「包容力」という言葉がピッタリ。
100%コットンの表生地で包まれているのでチクチクとした感触は全くありません。
まるでベッドパッドのような見た目がゆえにこれが毛布かとよく驚かれます。そして掛けてみるとさらに驚きで、圧迫感を全く感じさせないほどの薄さと軽さ。
あまりにも軽量なため冬の寒さに耐えられるのか心配になる方もいますが、これが不思議と暖かいのです。
秘密はなんと言ってもラクダの毛。
ウールを上回る保温性は、砂漠という過酷な環境下で暮らすラクダだからこその機能性です。
暑い日は45℃、寒い日はマイナス30℃と意外にも寒暖差の激しい砂漠地帯。その中でラクダは、皮膚だけではなく体毛を通して体温調節が出来るよう進化を遂げました。
そのため薄手ですがしばらく掛けてみると、じんわりと温かさを感じられます。
そしてラクダの毛は汗をかいてもムレにくい放湿性にも優れています。
寝具内の温度そして湿度までも調節してくれるキャメルケットは、まさしく”万能肌掛け”にふさわしい一枚です。
冬は羽毛布団の下に掛けて、春そして秋は1枚で。このキャメルケットさえあれば、夏以外の3シーズンがカバーできてしまいます。
薄手の肌掛けだと寝返りを打った時にはだけてしまうのが玉にきず。
しかしこのキャメルケットだと、商品名に”フィット”と入っているだけあって本当に体に沿うような掛け心地なのです。
動いてもピタッと体から離れず、それでいて圧迫感はないので全身隈なく包み込んでくれます。
先ほど冬は羽毛布団の下に掛けると良いと述べましたが、このフィット感のおかげで羽毛布団と体の間にできる隙間を埋めてくれます。
肩周りが寒く感じる方は特にありがたく感じるのではないでしょうか。
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残念ながら繊維の性質上、家庭では洗濯ができなくクリーニングが必要となります。
掛けカバーを掛けて気になった時にカバーはお洗濯をし、シーズンではない夏にクリーニングに出すとメンテナンスもしやすくなります。
それ以外は申し分のないほど性能に優れた肌掛けですので、一枚持っていて損はありません。
キャメルソフトフィットケットに
おすすめの掛けカバー3選
柔らかさを更に生かす、
もっちり素材のエアニット。
二層に重ねた薄いニット生地は中綿の手触りを殺すことなく、良さを活かしたままモッチリ感をプラスしてくれます。空気の層はあたたかく、気持ちの良い寝心地です。
オーガニックコットンエアニット掛けカバー
シングル 150×210cm ¥22,800
セミダブル 175×210cm ¥26,800
ダブル 190×210cm ¥29,800
税抜き価格
清潔感たっぷりの、
無垢なダブルガーゼ。
細い糸を使い密度を高くした、ハリのあるコットンガーゼを二層に重ね、ふくよかで優しい肌触りを実現しました。シーズンレスに使えます。
京ふたえガーゼ掛けカバー
シングル 150×210cm ¥8,400
セミダブル 175×210cm ¥12,200
ダブル 190×210cm ¥13,200
税抜き価格
オーガニックコットンらしい、
体にやさしいガーゼ。
生地に使うコットンを栽培から見直し、無農薬で作られたコットンで仕上げたガーゼカバー。赤みがかった生成りの色合いや人体に負担の少ない生産が特徴です。
変わりガーゼ掛けカバー
シングル 150×210cm ¥18,000
セミダブル 175×210cm ¥22,000
ダブル 190×210cm ¥23,900
税抜き価格
オンラインでもご注文を承っております↓
素材 中わた_キャメル100% / 表生地_綿100%
生産国 日本
*セミダブル、ダブルサイズは受注生産のため、ご注文から2〜3週間での発送となります。
シングルサイズも欠品となりますと3〜4週間お時間を頂戴することがございますので、早めのご注文をおすすめ致します。
テンセルケットとキャメルソフトフィットケット、私にはどちらがおすすめ?
両者の機能性を見ていただいたところで、結局はどちらを買うべきか迷いますよね。
各肌掛けのおすすめ使用シーズンを図にしました。寝室環境や体質によって前後はありますが、どの時期に使うと一番気持ち良いか参考にしてください。
<こんな方におすすめ>
寝具に携わるようになって気づいたのが、春秋に適した寝具を自分で持っていないということ。
真夏や真冬の寝具は真っ先に揃えますが、他の時期はその延長で同じ肌掛けを使っているだけでした。どうりで朝方寒すぎたり、暑くて目が覚めるわけです。
私たちが寝ている間に体温調節をしてくれる万能肌掛けは、このちょっとした煩わしさを解消してくれる助っ人です。
そして何よりテンセルケットやキャメルケットの肌触りの気持ちよさ。
これだけでも価値のある肌掛けですので、お悩みの方はこの機会をお見逃しなく。
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